公立学校でオンラインと対面の入れ替え・分散授業 焼津市の模索(静岡県)

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  • Опубликовано: 8 сен 2021
  • 新型コロナ対策として県内の公立学校でオンライン授業の導入が進みつつあります。しかし、課題もあり、焼津市では分散授業と併用することで効果を上げようとしています。
    <伊豆川洋輔記者>「正午を過ぎた焼津市内の中学校では、この時間から通学をする生徒の姿が見うけられます」
    <生徒>「(お昼ですが、この時間から登校ですか?)半分はオンラインで半分は授業に来て、午前と午後で入れ替わるんです。午前中はオンラインで授業を受けてました」
     焼津市は9月8日から市内の中学校で、対面授業と自宅からのオンライン学習を併用して分散授業を行っています。生徒を2つのグループに分け、午前と午後で入れ替え密を避けます。
    <大村中学校 鈴木宰民教頭>「黒板の白い部分に出ている映像が生徒のパソコンに映るようになっているので、教室で受ける生徒と家でオンラインで受けている生徒が同じものを見て学習ができるようになっている」
     文部科学省の「GIGAスクール構想」を推進する焼津市では、すべての小中学校で1人1台ノートパソコンやタブレット端末などが配布されています。夏休みが明けた9月1日から7日まではすべての授業をオンラインで行っていました。しかし、オンラインだけでの授業には限界がありました。
    <中学2年生>「オンラインは声が聞きにくかったり、動画が止まったり、気軽に質問ができないので授業がしにくい。なので学校で受けた方が全然いい」
     そこで、8日からは対面授業との併用でコロナ対策との両立を図ろうとしています。
    <大村中学校 大塚昌裕教諭>「負担というよりは工夫をしなければいけない部分が多い。生徒の聞き取りの時間なども、今までとは違ってオンラインの子に合わせるので、時間的には生徒の活動時間を多くとっています」
     教諭は時間配分をより慎重に考え授業を進めています。
    <中学3年生>「半日だけでも登校ができると元気も出るし、勉強もはかどるのでうれしいです」
    <中学2年生>「はやくコロナが明けて、みんなで学校来て、たくさんしゃべりたい」
     学校で集団生活を送ることで学べることもあります。教育現場は新型コロナの感染状況を見ながら模索を続けています。
    #オレンジ6 9月9日放送

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